英語の勉強って日本で出来るよね?海外に行く意味ってあるの?その1

について私の思うところを書き連ねたいと思います。満足な英語も話せないのに大変おこがましい。笑

 

私は "意味ある派" です。理由としては下記の通りです。正直言って色んなところで言われている当たり前のことも含まれてますが、"知識として知っている" のと "実際に体験して自分で気づく" のではその後の英語学習に与える影響度合が全くもって変わってくるので、やっぱり自ら海外に行って体験してみてほしいなというのが個人的な思いです。

 

もちろん日本での学習だけでとても高い英語力を身につけられている方もいて、その努力については本当に尊敬しています。私はもともと学校での英語の勉強が嫌い、且つ苦手だったので、留学やワーホリなどの海外経験なしには今のように英語を楽しむというレベルには絶対至っていなかったであろうことから、とーっても意味があることだと考えております。

 

1. 発音の大事さに気づける

 

初めて海外に行くまで発音ってあまり意識してませんでした。もちろん「"v" は下唇に歯を当てて発音する」とか「"r"は下を丸めるようにする」とかそういうのは学校で習いましたけど、受験には必要ないし、そんなこと一生懸命やってる人なんて周りにいなかったので大して気にしてませんでした。

 

ところが実際外国人と話してみると、まぁ通じない!私の場合は11(イレブン)が何度繰り返しても通じず、木曜日(サーズデー)の "th" の発音が違うと笑われた(だんだん持ちネタのようになりました笑)ことで初めて発音を良くすることに意識が向きました。ちなみに友達が "ビタミン"と何度も伝えようとしているのに相手方(南米出身)が "?" となっている様子も目撃したことがあります。

 

日本人同士だったり、相手が日本人アクセントに慣れていたり、アジア系だったりする(個人的な実感としてはアクセントが似ている?からヨーロッパ系や南米系よりは通じやすい感じ。特に韓国人と日本人は理解しやすい。)とあまり障害にならなかったりするのですが、発音は大事です。いくら素早く難しい文章を組み立てられるようになっても通じなかったら意味がないです。結局簡単な表現で言い直す羽目になります。泣

 

ちなみに私のインドネシア人の友人はどこでマスターしたのか、日本人アクセントの英語をマスター(スピーキング・リスニング両方)しており、日本人との会話が非常にスムーズにいっていました。笑

 

2. 英語は言語であって受験科目の一つではないと気づける

 

みなさん、知ってましたか?英語ってコミュニケーションツールである言語なんですよ!

 

何言ってんの?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、私がこれに気づいたのは海外に来て外国人の友達が出来てからです。お互い生まれ育った国も母国語も違うのに英語が出来るとコミュニケーションがとれる、というなんだか不思議な感覚を得てして初めて言語なのか!と腹落ちしました。

 

それに気づいてからは英語の勉強が以前よりも苦でなくなりました。TOEIC 800点取るぞー!なんていう目標では全く湧いてこなかったモチベーションも、友達ともっと話したいなー!という目標に変わったとたん湧いてくるもんです。

 

3. 世界には色んな英語があり、必ずしもネイティブのようになる必要はないと気づける

 

テレビや映画で見る英語はネイティブスピーカーの英語が大半ですよね。英語の教材もまた然りですよね。そんな訳で日本にいると英語とは "ネイティブの話す発音完璧英語" もしくは "日本人の話すカタカナ英語" の2つしかなく、前者の状態にならない限りは "英語?とてもじゃないけど出来ませんよ!" という気持ちになりがちです。 

 

でも、英語って母国語の数だけあるといっても過言ではないんですよね。よくインド人の英語は英語じゃないという批評や、シンガポール人の訛りの強い英語をシングリッシュと揶揄する表現を聞いたりもしますが、(まぁ、本当に何言っているのか全然わからなくて困る場面もあるけれども笑)世界ではノンネイティブ同士、それぞれが訛りのある英語を使ってコミュニケーションを取るということが当たり前に行われています。それはちょっとした旅行のみでなく、ビジネスシーンにおいても同様です。

 

そういったシーンを実際に目の当たりにすると、必ずしもネイティブのように完璧な英語を話せなくても意思疎通は出来るんだ!ということに気づきます。いきなりネイティブのようになれと言われると苦しい(というかある程度年齢を重ねると残念ながらもう無理)ですが、多少の訛りや言い回し、貧弱なボキャブラリーなんかも含めて、「ノンネイティブなんで、まぁそこんところはご愛敬で!」という気持ちを持って頑張るのでは大分違うと思います。

 

長くなりすぎてしまったので、一旦ここまで!その2に続く。