オーストラリアでワーホリ*都市選び・学校選び*

前回のエントリーで大変残念な理由からオーストラリアへの渡航が決まったとお話しましたが、そんなモチベーションだったので都市選びもそれほどわくわくせず。笑

 

ワーホリの目的がとにかく "英語を伸ばしたい" と "西洋の雰囲気を味わいたい" だったので、"日本人が少ないところ" で "ヨーロッパ調の建物があるオシャレな街" を探しました。具体的に何をしたいか全然決まっていなかったので、とりあえず最初の数か月通う語学学校をどこにしようかという観点から調べました。

 

※この "日本人が少ない" についてですが、オーストラリアに来る留学生は中国人の方が圧倒的に多いということを気に留めておいた方がいいです。やっぱりなんだかんだでアジア人が安心するなーと思うことも多いですが、せっかく留学に来て中国人だらけというのも、ねぇ。実際に友人の通っている語学学校は半数が中国人だったそうです。

 

私は各都市の全体的な傾向を "オーストラリア 都市 選び方" "オーストラリア 日本人 少ない" 等々ひたすらググってサイト・ブログをリサーチし、都市をある程度絞ってからは留学エージェントのHPにある語学学校紹介ページと語学学校の公式HP・Facebookページをチェックしました。

 

シドニーゴールドコーストあたりは日本人・アジア人沢山ということなので、パス。日本からも近いので将来観光でいいかなぁと。日本人が少ないという観点ではブリスベンメルボルン、パース、アデレードが各サイト・ブログでおすすめされていました。その中からヨーロッパ調な街並みが残っているという点でメルボルン、パース、アデレードに絞り、最終的に都会過ぎず田舎過ぎずということでパースにしました。

 

日本人の数に関してはこんなブログを発見しました!数字で書いているので説得力ありますね。

 

famzau.com

語学学校の情報に関してはオーストラリア留学センターの学校紹介ページを中心にチェックしました。各コースの概要と生徒の国籍比率、数は多くないですが口コミも載っています。

www.wavenetwork.com.au

 

それと最近だとどこの学校もFacebookページやブログをやっていて、写真を載せていたりするので、雰囲気を知る上では参考になると思います。

 

そして実際に滞在・通学してみての感想ですが・・・

 

1. 日本人比率 ⇒ 想定通り少ない

他の都市に滞在していないので比較できないですが、日本人が沢山いてうんざりということはないです。シティーに出るとアジア人比率が多少上がるかなという感じもしますが、その分アジア系のレストランがあるので食には困らず便利です。やっぱりお米が食べたくなります。学校に関しても南米系(ブラジル・コロンビア)、アジア系(日本・韓国)の生徒を中心に、ヨーロッパ系(スイス・イタリア・フランス)の生徒もおりバランスのいい国籍比率だった気がします。ただスイス人の95%くらいはケンブリッジ検定コースに通っており、あまり交流はありませんでした。スイス人からしてみればはるばるオーストラリアまでやってきてクラスメートがほぼスイス人ということで、不満そうな子もいました。。

 

2. ヨーロッパ調な街並み ⇒ あくまで"調"ですが、美しい街です

シティーに教会・大聖堂があったり、ヨーロッパ調な建物が数多く残っています。それらの歴史的な建物と新しく建てられた建築物、それを取り囲む美しい自然が融合しているパースの街並みはとても美しいです。

 

3. 都会すぎず田舎すぎず ⇒ 住みやすいとこですが、退屈してしまう人もいるかも

世界一住みやすい街に選ばれたこともあるパースなので、確かにとっても住みやすいです。シティーに行けば一通りのお店はあるので何でも揃いますし、のんびりした雰囲気が流れていてシドニーメルボルンに比べると人も穏やからしいです。オーストラリア人の移住先として人気のようです。ワーホリ期間中ずーっとパースにいる人もいるくらいですが、一方で半年くらいたつと退屈し始める人(私w)も出てきます。お店やイベントごとが少ないのと、東側みたく気軽に他の都市に遊びに行ったりできないので、都会が好きな人にはおすすめしません。

 

都市選びの際にあまり着目していなかったことですが、住み始めてから大事だなと思ったこともいくつかあるので書いておきます。

 

4. 気候 ⇒ カラッとした晴れの日が大半で過ごしやすいが、夏はもっと暑い!

春から夏にかけては基本的に晴れてます。それも快晴の日がほとんどです。そして最高気温については下記サイトでは30度くらいとありますが、あくまでも平均気温であって実際には37~40度になる日がたまにあります。日本のようなジメジメした不快さはありませんが、さすがに暑すぎるのでクーラーの効いたところで過ごしたりしてました。ちなみに来たばかりの2016年9月は冬が異常に長引いている影響で、1日3~4度ほどスコールのような大雨でしかもまだまだ寒い!といった感じでした。例年の冬がどのような気候なのか分かりませんが、冬はあまり過ごしやすくないかもしれません。天気予報をみても "5時間の間に2回雨が降ります" とかだった時がありました。笑

www.travelvision.co.jp

 

 

5. 仕事 ⇒ 日本食レストランでも18ドル以上なのは有難い!

英語学習メインで考えていたのであまり仕事のことは気にしていなかったのですが、やはり貯金を切り崩していく日々というのは精神衛生上よいものではないものですね。パースは日本食レストランでも最低時給を守っているお店が多いので(さすがに土日祝に給料UPとかはないですが)働いて生活費を賄うというのは十分可能です。ローカルジョブはやっぱりハードルが高かったり運も必要なので、保険として日本食レストランでの働き口があるというのは大きいと思います。

 

都市選びに関しては人それぞれ求めるものが違うので正解はないと思いますが、参考になればうれしいです。